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フォトセラピー イン アメリカ

先日、SonomaにあるCotatiでアメリカ初のフォトセラピー・ワークショップを行った。PCETIのパトリシアがSata Rosaジュニア・カレッジのプログラムの一環として行っているエクスプレッシブ・アート・セラピーのクラスでのプレゼンテーションだ。クラスの参加者は、シニア中心の女性14人。c0029032_1363497.jpg
 今回の、英語のプレゼンテーションには、友人のYokoさんに多大なるサポートをいただいた。フォトセラピーをまとめたテキストの翻訳と、クラスでのトランスレートというGreat Helpである。彼女の提案でテキストをもとに、フォトセラピーについて自分自身の声で英語で皆さんに伝えることにチャレンジした。
 フォトセラピーってどんなものだと思いますか?という質問をなげかけると、言葉からだいたい想像がつくけれど、アメリカではまだ聞いたことがないという意外な答えがかえってきた。
 フォトセセラピーがどのようにして出来たか、またフォトセセラピーとはどんなものか?を説明しそして、皆さんお待ちかねの撮影タイム。今回は、ピンホールカメラを使用。2台のスタンダードのポラロイドピンホールカメラと、1台の80ピンホール、それから、自作の広角スタンダードバージョンの4台での撮影となった。c0029032_1371120.jpg
 さすがに既にアートセラピーを受けておられる方ばかりなので、抵抗なくコントロールのきかないピンホールにもすぐになじみ、存分に楽しんでいただけた様子。こちらに来て少し離れていた、ワークショッップの楽しさをわたし自身も久しぶりに味わうことが出来た。
 それぞれに、写真を感じ、ひとりひとり素敵なコメントをお話していただいた。アメリカの女性たちも強気に自信満々な人ばかりではないことを知ったり、あるいはそういう方とも、自分のこころに素直になり、共感できたことが一番の収穫だった。
 「もっと撮りたい!」という皆さんのリクエストに応え、第2弾もおこなうことになった!自分もアメリカでフォトセラピーをやってみたいという方まで現れ、にわかに
フォトセラピーが浸透しそうな予感である。
 
 今回の機会を与えてくださったパトリシア、そして、親身に協力してくださったYokoさんにこころより感謝申し上げます。ありがとうございました。
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by artaira | 2005-04-30 00:53 | エクスプレッシブアートセラピー

cat & house sitter ,and POP

先週末、リンダの家のcat & house sitterを頼まれた。旧友のご葬儀に参加するため、急遽サウス・カリフォルニアに向かうことになったためである。リンダは、うちから車で20分ほどの、サンアンセルモという美しい町に住んでいる。彼女の家には、いたるところに著名な写真家のファインプリントが掛けられ、ネイティブアメリカンをはじめ、アジアや世界各国の骨董が無数に置かれている。まるでギャラリーか博物館かと思うような見たこともないすごい家なのです。3匹の猫のお世話とともに、彼女の暗室を自由に使っていいという素晴らしい提案をいただき、8x10のネガを使ってPOP(太陽光を使う古典技法によるプリント)のプリントにチャレンジすることになった。事前に数回の個人指導を受け、彼女の㊙暗室ワークを修行中の身であるが、実際に自分で行うのは初めてである。先日、リンダが恐れ多くも私のネガをプリントしてくれて、感謝感激だったのですが、ネガのコントラストが足りないなめ、浅いプリントとなってしまったので、今回は、そのネガをトーニングしてコントラストをつけてから、再度プリントしてみようということとなった。
 ネコと暮らすのは初めてである。実をいうと、花粉同様わたしはネコアレルギーでもあるのだ。いままで彼女の家で、そう感じたことはなかったし、リンダの家は広いので、きっとアレルギーも薄まるだろうという何の根拠もない希望的観測で2泊3日を乗り切ろうと考えた。
 昼間は少しくしゃみがでるかな〜〜というくらいだったが、問題は夜である。リンダのベッドに寝ていると誰かが私の顔の上で寝ていたり(もちろんネコのことである)、悲しいことに近距離を避けられない。翌日は結構症状がでてきたが、そんなことを気にするのはいっさいやめにして、鼻水を流しながらも彼らと楽しむことに決めた。
 ネコたちの名前は、ビーナス、マース、ルナ。ビーナスはプライドの高い女王様、マースはロシアン・ブルーの静かな男の子、ルナは同じくロシアン・ブルーのまだ1才にならないの甘えん坊。ネコには、嬉しいとか悲しいとかの表情がないものなのかと思っていたが、こうやって1日中一緒にいてみると、彼らにも、微妙な変化があることを知った。一番意外だったのはビーナスである。彼女はいつもどこかお高い感じのよそよそしい雰囲気があったが、遊んでみるとすごくやんちゃで魅力的だった。
 私が朝起きると、みんなわたしのところに集まってきて、「Let's go!」というと、一斉に1階に駆け下りていき、朝ご飯をまっている。外に出かけていっても、夜になれば、必ず帰ってきて、わたしの前でコロンとおなかを出して甘えてくる。
わたしも、少しだけ彼らの家族気分を味わうことが出来た・・・。やっぱり命あるものと接することは、いいものだな。

 セレニウムトナーのアンモニア臭のなかで、くらくらしながらトーニングを終え、いざプリントとおもったが、なんと、週末中、どよんとした曇り空。プリントは、また、次回にBe Continueとなった。

 日本食を作ってリンダの帰りを待った。教育についてひとしきり語り合いながら、ワインが進んだ。リンダは、素晴らしい師匠である。なんといっても、スケールが大きい。こころ優しい女性的懐の広さも、尊敬。彼女の話を聞いているとわたしも、もっと、多くのことにチャレンジしたいと、勇気が湧いてくる。
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by artaira | 2005-04-25 04:36 | ベイエリア暮らし

Nobhill lunch with Linda

 リンダを空港に送る前に、彼女の定例ランチ・ミーティングに招待していただいた。場所は、サンフランシスコでも高級レストランが集まるノブ・ヒルのとある高級フレンチ。ドアを開け店内に入ると、漂う空気が「高級」である。ギャルソンの靴音やカトラリーの音さえも、洗練された音色に聞こえてくる。周りを見回しながら嬉しそうにしているわたしに、リンダは茶目っ気たっぷりにウィンクをした。
 階段を上り吹き抜けの正面にある個室に用意されていた20人ほどの大きなテーブルに着席した。主催はバーバラなる80歳の女性である。リンダから事前に「彼女はフォトグラファーで、ライターでもあり、とても、たくさんの友人とネーッとワークをもっているのよ」と聞いていた。わたしは、年齢からいって「リンダの先生だったの?」と尋ねると、「違うわ〜〜、私の生徒だったのよ!」リンダには、ほんとうにおおくの生徒がいる。こんなにたくさんのフォトグラファーを生み出している先生は他にいないのではないかとおもう。
 バーバラがナイフでノックしたワイングラスの響きで会が始まる。集まったメンバーはギャラリーのオーナー、クロニクルの記者、フォトグラファーをはじめとした様々なアーティスト、大学教授、などの個性的なキャラクターをもったキャリア・ウーマンばかり。ひとりひとり、近況や、インフォメーションを話していく。わたしのことは、リンダがとても素晴らしく紹介してくださり、また、自分でもちょっぴりガンバッて挨拶をした。
 バーバラは、黒のドレスにブロンドの髪を束ね、とてもエレガントで魅力的。凛とした姿勢のよさに、彼女の生き方を感じることが出来る。このような年の取り方が出来たらいいと思えるとても知的で素敵な方である。。
 リンダは、この会でも間違いなくリーダーである。知的なユーモアでそれぞれのコメントにスパイスを加え、存在感満点である。とにかく、堂々としていて、かっこいいのだ。もちろんリンダは、作品、人間性ともに、わたしの目指す生き方をしている人である。
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by artaira | 2005-04-22 03:21 | ひとりごと

Dog-Sitter

c0029032_405521.jpg 先週末、dog sitterなるものを体験した。 baby sitterは日本でもよく耳にするが、こちらでは、代わりに世話をする人のことを、house sitterやらdog sitterと呼んでいる。
 今回のミッションは、2匹のジャック・ラッセル・テリア兄弟のsitterである。友人のニューヨーク出張の間、彼らとのお留守番を仰せつかった。今年の1月、17年を友にした愛犬を亡くしたわたしとしては、彼らと過ごす休日がすごく待ち遠しかった。
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1才弱のパピーの彼らは、超ラプリーである。テディ・ベアをこよなく愛するブラウンへヤーのお兄さんマグネットは、とても繊細で観察力抜群。弟のブレットは、名前のごとく弾丸のように突っ走っていく、天真爛漫な甘えん坊。ジャック・ラッセル・テリアは、一見すごくアグレッシブだが、実は賢く繊細。おどろくほど物覚えがいい。歯を剥き出しにした一見喧嘩のように見える彼らの格闘も、彼らならではのコミュニケーションとリクレーションのようだ。見ていて全然飽きることがない。また、聞き分けがいい。だが、彼らには英語じゃないと通じない!幸いなことに、わたしの英語も彼らに無事通じ、ちょっぴり自信が持てた(笑)。
 彼らとのお散歩は、運動不足の私の助けにもなり、たった2泊3日だったが、いつになく充実した週末となった。自分を待っている存在があるって、いいものだなー、なーんて思った。また、彼らのsitterになりたいなー。

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by artaira | 2005-04-14 04:44 | ベイエリア暮らし

バカの壁

 前回、言葉の壁について少し触れたので、最近読んだ本のことを思い出した。
この間、こちらの友人が私に養老孟司氏の「バカの壁」をプレゼントしてくれた。ランドリーの間にプールサイドで(アパートに、ついているのだ!)ひなたぼっこをしながら一気に読んだ。

 そうそう、本とうに「知る」ってことは、自分がかわってしまうくらいのことなんだよね。いったん自分が死んだみたいに。わかるわかる。わたしも何度もその経験をしてきたな〜〜。いままで、生きているうちに何度も死んだから、たくさん生まれ変わっていまの自分があるなと実感してる。
 知ってるつもりのひとがいかに多いか。当たり前よ!って言葉、わたしも信用できないな〜〜っておもってた。そして、実はそういう言葉を使う人は本当のことを知りたくないと思ってる。同感同感。そういうひととの間には確かに見えない壁がある。どんなに、時間をかけて伝えてみても、知ろうとしない人に伝えようとするのは、むずかしい。

 
 うーん。
 この壁を越える方法についても、読んでみたいな。  
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by artaira | 2005-04-07 14:46 | ひとりごと

Cotati

きょうは、とてもうれしいことがあった。かねてから私がバイブルにしているナタリー・ロジャース氏の表現療法を行っている、Person-Centered Expressive Therapy Instituteを主催しているパトリシアの表現アートセラピーのクラスに参加した。昨日電話でコンタクトを取ったときから、パトリシアは、ほんとうに暖かくこころの広いグレイト・スピリットの持ち主だなと直感した。私の自己紹介や、フォトセラピーのことを伝えると、「毎週木曜日にクラスを持ってるから、そこにきてみたら?」と気軽に声をかけてくれた。「それって、もしかして明日?」「あら、ほんと、明日だったわ〜〜」なんとも、気さくなかたである。

 向かった場所は、Cotati。こういう聞き慣れない地名は、たいがいネイティブ・アメリカンの言葉だ。カリフォルニアの地名は、その地に古くから住んでいた人々が使っていたスペイン語、ネイティブアメリカンの言葉がそのまま残っていることが多い。私の家もEL MARINEROという、いかにもスペイン風な通りの名前だ。
 Cotatiは、私の家から車で101に乗り、45分ほど走ったワインカントリーのソノマからほど近いところにある。ナタリーをはじめ、わたしの最も信頼する彼らがこんなに近くに住んでるなんて!

 パトリシアとは、不思議と会った瞬間から、ずっと前から知っていたような気がした。お互いに、アート表現をとおして、人々の心を自由にすることが私たちの大きな仕事だと語り合った。彼女は、私にフォトセラピーのプレゼンテーションの場を与えてくださり、2週間後には、彼女のクラスでアメリカで初のフォトセラピーのメソッドを英語で(!)公開することとなった。私のフォトセラピーの根底には、かれらの哲学が深く流れているので、きっと容易に理解してくれることだろう。プレッヤーはあるが、ひとつひとつ言葉を適切に伝えてみたい。そのときにピンホールカメラのプチワークショップもご披露してみようと思う。

 心から選んだ言葉で、会話をすると、本当に心は通い合う。

当然のことながら、言葉は大切なコミュニケーションツールである。でも、それだけではすべてをカバーすることはできない。

 言葉がわかっても壁がある。
 言葉がわからなくてもわかり合えることがる。
 それが、アート表現なのだ。

なんだか、いよいよわたしの次なるメソッドへのイマジネーションが湧いてきた!
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by artaira | 2005-04-07 13:45 | エクスプレッシブアートセラピー

悲しいお知らせ

この1週間、HPがトラブっている。OSとソフトを新しくインストールしたことが始まりだ。互換性のことをすぐに忘れてしまうけど、これがけっこう取り返しのつかないこととなる。いつになったら復帰できるやら.....。とほほ。いましばらくお待ちくださいませ。
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by artaira | 2005-04-06 13:37