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ルース・バンハード

 きのうは、朝からミッションにいっていた。今回のミッションの作品をミッションのギャラリーでなにかできないかと、プリシタアイズのルアラといっしょに人を訪ねたりした。
 
 3時にHiroyoちゃんとhttp://www.skjstudio.com/bernhard/ルース・バンハードの家に遊びにいくことになっていたので、CraySt.へと急いだ。
 ルースは10月でなんと100歳をむかえる。エドワード・ウエストンの影響を受け写真家になった素敵な女性である。2年前も伺ったが、今回も全く変わることなく、チャーミングで愛らしく、凛とした面持ちで私たちを迎えてくれた。細江さんからのメッセージ、倉持さんからのメッセージを白いバラの花束とともに届けた。
 
 私たちの写真を見ながら、楽しいひとときを過ごした。少女のようなあどけなさが、魅力的である。そして、写真を見る目はきらきらと輝き、フォトグラファーとしての誇りと真っすぐなまなざしが、彼女の生き方を語っているように感じた。

 ファイプリントが、部屋中にかけられている。
「写真を見てもいいですか?」とたずねると、
「もちろんよ、どこの部屋だって、クローゼットの中だって開けてちょうだい。あなたは、この家の中のどこにいってもいいのよ!」

 2年前に伺った時にいらした、彼女のハウスキーパーがいっていた、
「こんなに、前向きでポジティブな人はみたことがないわ」
という言葉を思い出した。
 
 素敵な人生なのだろう。わたしも、そんな人生を生きていきたい。

 帰る前に、再びルースに会えてよかった。



 「また、遊びにきますね!」

といって、キスをしてさよならをいった。




by artaira | 2005-09-28 03:15
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