サンフランシスコ ニューヨーク 東京。写真関連比較

 サンフランシスコの写真関連のショップは、CALUMET,フォトサプライ、あと1st.St.にある写真用品ストアの3件である。それぞれ微妙に違う品揃えであるが、ヨドバシカメラのような賑やかさはなく、どことなくしんみりしている。意外だが、シスコでは8×10のフィルムを、めったに置いていない。カルメットでも、1箱あるかないかだ。ニューヨークのB&Hは、CALUMETと並び有名な写真用品ストアで、ネットで何でも送ってくれる。品揃えも豊富である。だから、確実に買うために、ここにわざわざオーダーをかけたりする。それでもどこも、ヨドバシのような割引もポイントカードもなくて、日本は安いなーとしみじみ思う。

 シスコのプロラボは、どこも日本より高めである。先日、いつもと違うところにカラーネガを出してみようと思ったら、ブロー二120が、1本7ドル80セントプラスタックス、そのうえ3日もかかるといわれて、おもわず、「やめます」といった。いつもは、ニューラボという現像所にだしている。ここは、それでも1本5ドルプラスタックス、仕上がりは3時間後なのだ。日本は、2時間でだいたいあがる。ちゃんと切ってフィルムをケースに入れてくれる。こちらは長いままだし、確実にフィルムの平面性が悪い。日本ではそう思った事がなかったが。

 8月にニューヨークのプロラボに友人のあがりを代わりにピックアップにいったら、なんと、1本3ドルプラスタックスで、あまりの違いに驚いた。
 正直、ニューヨークの方が俄然品物が豊富である。小さなフォトショップでも、オリジナルのデジタルプリントペーパーを販売していたりして、これがすごくよかった。ICPにいっていた友人が作ったデジタルプリントのポートフォリオをみて、まるで本物の写真集のようにすごく素敵だったので、わたしもおもわずかいにいってしまった。紙の厚みも選べて、テクスチャーもいろいろ。隣のお店は、フレームや写真アルバムの表紙、などなど、どれもセンスがよくて、重くて持ちきれないほど買ってしまった。日本に帰ったらこれで、デジタルの作品のポートフォリオを作る予定。これは、かなり完成度が高く、オリジナル写真集として、立派に永久保存版にできるクオリティー。かなり、素敵だ。オリジナル写真集作りも、まえから暖めている企画である。
 
 フレームやマットはライトインプレッションにメールオーダーが主流。わたしも、領事館の展示のためにオーダーした。これが、到着が遅れに遅れて展示に間に合うかどうかなりはらはらした。前日にやっとついてほっとしたのもつかの間、結局フレームの部品が2つ分足りなかった。

 アメリカのメールオーダーは、ほんとうにあてにならない。ちゃんとネットから頼んでいても、梱包は人間がするわけだが、これがかなりの頻度で間違えが多い。品物の間違えから、数、住所、手抜きその他多数である。カスタマーセンターに電話して、問い合わせると「あっ、そう」「そりゃー、たいへんだったねー」という具合でまったくの他人事。「おまえだよ!!!!」っておもってしまうが、こちらは分業制で「私にはいっさい関係ありません」という態度が一般的。もちろん、まちがったこと、遅れたことに対して謝られたことなどない。こちらは、まず謝らない。相手のことなど考えちゃーいない。「無責任」という言葉がぴったりだ。
 この手のいざこざはあらゆる分野において日常茶飯事である。シッピング、ポストオフィス、車の修理工場、etc。強くいわないといくらでも後回しにされる。だから、必然的に口調も強くなり、かなりがんがんくってかかる。それくらいしないと、のらりくらりと動かない。こういう事に費やすエネルギーと時間の無駄は、こちらにきてかなりのストレスだった。日本で絶対ないとはいわないが、確率の高さに嫌気がさす。ほんとうにイライラすることが多いのだ。自分の事しか考えないし、あてにならない。いった事も守らない。それでも、平気でいる。その上強気である。だから、契約制度やら、訴訟やらが多いのも、ペーパーで責任の所在をはっきりさせるしかないからなのだろう。

話を元に戻すと、
 サンフランシスコ、ニューヨークを比べると、やっぱりニューヨークに軍配があがる。シスコは意外と品薄におもう。

 ちなみに、わたしがここのところこもりつづけているサンフランシスコのレンタルラボは、3rd St.にある RAYKO。ここは、日本では考えられないくらい広くて何でも完備されている素晴らしい環境である。空間、センス、スタッフ、すべて申し分ない。混み具合は、まあ、毎日20パーセント〜70パーセントといったところ。昨日もカラーダークルームは誰もいなく貸し切り状態。値段は、日本とあまりかわらなく、プライベートダークルームは1時間14ドルプラスタックス。というところ。グループダークルームは8ドル50ぐらいだったとおもう。バイテンの現像の時はどうしてもプライベートダークルームが必要で、10時間いると、それだけでかなりいい金額になってしまう。
 これは、かなり耳よりは情報だが、2ヶ月ほど前から、突然「マンスリーパス」というものが出現した。これは私がちょうどカラープリントをしだした頃だが、1ヶ月125ドルでグループダークルームが使い放題。これはさすがに日本にはない。まるでわたしのためにできたみたいで、やっぱりわたしはついている!RAYKOさんありがとう。

 これから、カラープリントで作品を作りたい方は、
「ちょっと、シスコに個展のプリントしにいってくるわ」
 なんていってみたらどうだろう。

 RAYKOが、ずっと存続していてくれますように・・・・。





 
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by artaira | 2005-09-18 23:52
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